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FSX Tips 予想されたゴーアラウンドを防ぐ 航空機の取扱説明書 ATC解説 〜VFR編〜(別ページ) ATC解説 〜IFR編〜(別ページ) 着氷とは プロペラ機とタービン機での離陸許可の発出方法の違い 予想されたゴーアラウンドを防ぐ FSでトラフィックパターンを飛行していると、先行のAI機がなかなか滑走路を空けてくれずゴーアラウンドを強制させられることがあります。要は先行機との距離を稼げばいいのですが、単にYキー(高速移動)で自機を一時停止、AI機が遠のくまで待つというやり方では現実味がなく面白くありません。 ![]() @make right 270 before base. ベースレグの手前で右に270度旋回し、その後ベースレグへ進入 先行機が詰まっている場合に使用します。大幅に距離と時間を稼げます。 Amake right(またはleft) 360 on downwind.(=make right(left) one circle on downwind.) ダウンウィンドレグ上で右に(左に)360度旋回し、その後再びダウンウィンドへ進入 先行機が詰まっている場合に使用します。大幅に距離と時間を稼げます。 Bextend downwind. ダウンウィンドを延長 先行機が詰まっている場合に使用します。 Cmake short approach ダウンウィンドを短めにとりアプローチ 後続機が詰まっている場合に使用します。 Dmake right 270 before downwind. ダウンウィンドレグの手前で右に270度旋回し、その後ダウンウィンドへ進入 TGL中、先行機が詰まっている場合に使用します。 Eextend upwind. アップウィンドを延長 TGL中、先行機が詰まっている場合に使用します。 Fproceed long final. ロングファイナルへ向かう ベースレグへ旋回した後で、先行機が詰まっていることに気付いたら使用してみてください。 FSではトラフィックパターンを飛行中、上記の方法を勝手に行っても管制官から特に注意されるということはないようです。これらを上手く使用すればゴーアラウンドさせられる可能性は非常に低くなると思います。皆さんもお試しあれ! 航空機の取扱説明書 身の回りの製品、とりわけ機械モノには必ずといってもいいほど取扱説明書が付属しています。ところで、航空機にもこの取扱説明書にあたる書類(通称:飛行規程)が用意されています。内容は航空機の概要から始まり、航空機の限界事項、非常の場合にとらなければならない各種装置の操作およびその他措置、通常の場合における各種装置の操作・・・と続いており、これらはその順番も含め記載内容が法律で取り決められています。 1.航空機の概要 航空機のサイズ、発動機や燃料、オイルの規格などが記載されています。 2.航空機の限界事項 速度の限界、例えば失速速度や超過禁止速度、最小操縦人数、最大離陸重量や荷重制限などについて記載されています。 3.非常の場合にとらなければならない各種装置の操作およびその他措置 飛行中エンジンが停止した、着氷した、キャビン内で火災が発生した、静圧口が詰まった等、非常時にどう対処すればよいのか、その手順をチェックリスト式に記載、解説しています。 4.通常の場合における各種装置の操作 飛行前点検、エンジン始動前、エンジン始動等がチェックリスト形式で記載されています。 5.航空機の性能 離陸距離や着陸距離、航続時間、航続距離などが表やグラフで記載されています。また必要に応じその算出方法も解説されています。 6.航空機の騒音に関する事項 インデックスの通り、航空機の騒音値が記載されています。 7.発動機の排出物に関する事項 インデックスの通り、発動機の排出物の内容が記載されています。 着氷 空気中の湿度が100%に達すると、空気中の水蒸気が凝結し細かな水粒となって雲を作ります。この凝結した水粒は、温度が0度以下になっても氷になりません。このような水粒を過冷却水粒といいます。過冷却水粒は航空機の機体に衝突すると直ちに凍結します。これがいわゆる着氷です。 着氷は航空機の重量を増加させるのみならず、主翼の揚力特性に影響を与え、失速速度を上げたり、ひどい場合はエンジン吸気口のフィルターを塞いだりします。 航空機にもよりますが、セスナ172のような着氷対策が取られていない航空機においては、着氷は非常に危険な気象要素の一となっています。 プロペラ機とタービン機での離陸許可の発出方法の違い プロペラ機では、パイロットが離陸準備が完了した旨をタワーに伝え、タワーはそれを受信してから離陸許可を出します。しかし、タービン機の場合は、(パイロットがタワーと通信設定を行った後)機体が離陸滑走路端に近づいた時点で離陸準備が完了しているものと見なされ、トラフィック等に支障がなければそのまま離陸許可が発出されます。 |
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